心臓カテーテル検査~2018年6月 ①~
6月半ば、2泊3日の検査入院。
初めの病院で心臓カテーテル検査を示唆されてから2か月。
検査入院スケジュール
子供が小さいことを考慮して、この入院でできる限りの検査全部やりましょう!言ってくれたので、心臓カテーテル検査の他に、造影CT・心エコー・レントゲン・心電図と結構予定ぎっちり!
初日に心カテ以外の検査をし、2日目にメインの心カテ、というスケジュール。
入院初日
今回は個室を希望していたので循環器病棟の個室に入院。
30代前半のノリのいい男性看護師Sさんが「ども~!担当です!」と明るく入室。
ほどなくして、これまた30代前半の話しやすい循環器内科医T先生が「担当医です」と挨拶に来てくれた。持ってきたPCの画面がドラムだったのでつい「ドラム!?」と突っ込んでしまった。T先生は元バンドマンだそう。我が夫婦もバンドをしていたので、勝手に親近感を覚え緊張がほぐれた。
T先生が私の首元を触診して「鼠蹊部じゃなく首からカテーテル入れられますね。手首と首からにしましょう。」と言ってくれた。
心カテの体験談などで、鼠蹊部からカテーテルを入れるとその後半日は止血のためベット安静で動けなくつらい、と読んでいたのでとても憂鬱だったが、首と手首からなら検査後すぐに立って歩けるとのこと。
良かった!!!かなり気分が軽くなった!
午後からレントゲン、心電図、造影CT。
造影CTは初めてだったが、造影剤が入ってくると突然体の中心がカッと熱くなるのがとても変な感じ。30分ほどで検査終わったが、あまり好きな検査ではないな、という感想(好きな検査なんてないんだけど)。
最後に詳しく心エコー。
夕方、ちょっと疲れて病室に戻ると、なんだか痒い。蕁麻疹のようなものが出ていた。
S看護師に言うと、T先生から「造影剤のアレルギーかも」とのことで、急きょ点滴。
入院2日目(心カテ検査日)
朝9時から、とうとう心カテ検査。
S看護師が、カテーテルを入れる手首と首元に麻酔のテープを張ってくれた。
「これ、優しさのテープ(^_-)」と笑いながらカテ室へ。
手術室のような部屋に、手術着のような服とゴーグル・マスク・帽子と全身武装のスタッフさんがたくさん待ち構えていたので、一気に緊張が高まる。
高い検査用ベットに寝かせられる。
T先生が「ちょっとうとうとする点滴入れますね。麻酔が終われば痛くないからね。」と言って点滴が開始。
うとうと、、、しないけど?
と思ってたら手首に局部麻酔の注射!痛い!優しさのテープ全然効いてない!!!
何度もブスブス刺されて、力づくで何かを入れられてる感じがする。そして、カテーテルが腕を通っていくのが分かる。ズーンと鈍い、重い、何かに内側から圧迫されている感じ。麻酔終わっても痛いじゃないか( ノД`)
「息止めて」と何度か言われ、息を止めたりはいたり。
途中急に心臓が早くドキドキと動かされたり、造影剤入れられて体がカッとなったり。
半泣き状態で、早く終われ早く終われと祈るばかり。
首元からも同様。ブスブスと刺される麻酔と力づくで入れられる感触。だいぶひどい顔をしていたのか、「ごめんね、しんどいのこれで終わりだから。」との声。
でも、カテが入ってからもやはりしんどいよ。
1時間半で検査終了。
まったくうとうとなんてできなかった。もう2度とやりたくない。
検査後のT先生の検査着には血がバーッとついていて、私の血なのか、と思うとまた怖くなった。